身体を知り、ますます活かす知恵を身につける

セルフケア実習会(旧お手当て会)

生きていれば、身体には好不調の波は当然あって、時に不調に陥ることもあれば、病気、怪我をすることもあります。

大事なのは、その都度、その経過を歪めず、自らの身体と向き合い、その要求に添って乗り越えること。

うまく経過し、乗り越えられれば、心身、そして頭脳も、その経験を踏まえ、それ以前より適応力に富み、豊かさを深め、人として強く発達してゆきます。

 

野生動物や子どもは、身体の要求に素直に添って行動できるものの。

しかしながら、頭脳を歪に発達させた現代の大人は、不調に対して、身体の要求に添うことができず、その経過を歪め、心身を鈍らせ、煩いを大きくして、弱まってゆくことも多いように見受けられます。

その歪な姿勢を子どもに押し付け、子どもの発達すら歪めてしまうことも。

 

セルフケア実習会は、身体に触れ、感じ、表されるその不思議を共に楽しみつつ。

本来備わっている自ら不調を乗り越える力を取り戻し、煩いから解き放たれる…豊かに強く深く発達してゆく道に戻ることを自得する場となっております。

日時:原則毎月第3土曜日10:3012:30

4月は4/20(土)10:3012:30の開催です

 

会場:宇部市常盤ふれあいセンター1F和室     

参加費:一回1,500

 

内容:お身体に関する体験等意見交換、身(の感覚)をもって自らを知る、自らに対するお手当て、相手に対するお手当ての実践、季節のセルフケアの実習、体操等

 

  

セルフケア実習会(旧お手当て会)の起こり

新型コロナウィルスの出現で、私たちは医療システムの脆さを垣間見、自分たちの身体は自分たちで管理する、という、従来当たり前であったことを見直す機会になったのではないか、と思います。

  

とはいえ、いきなり独りで、自分の、あるいは家族の体調不良と向き合うのは、今まで医療まかせにしてしまっていた人にとっては、何とも心もとないことでしょう。

  

私ども家族も、子ども4人と妻、今まで誰も病院のお世話にならずにきていますが、最初の頃はやはり戸惑うこと、不安になることも多かったもの。

  

習慣を身につけてしまえば、どうってことはないのですが、それまでを皆で集い、学びあってみては如何かと思い、この度、この機会に、「お手当会」という場を設けてみることに致しました。お互いを活かしあう知恵、力を育む場となれば嬉しい限りです。

  

 

お手当てに関する明響庵のブログ記事はこちら