終了しました
子どもは風の子、元氣な子。
…と一昔前は言ったものですが、もはや死語でしょうか。
真冬と言えど、動いていれば、そう寒くはありません。
寒さに負けず、広い田んぼで、かけっこや鬼ごっこを楽しんでみては。
また野外で火を焚く経験もにわかにやりにくいご時世。
走り回って休憩は焚き火で。
火を燃やす楽しさも、恐さも、肌身で味わって。
ついでにマシュマロやソーセージなんかを焼いて食べてみましょう。
寒いゆえに、火のありがたさ、人の温もりが身に沁みる、冬、です。
開催日時:2/9(日)14:00〜16:00
会場:山口市佐山の田んぼ(参加お申込み時に集合場所をお伝えします)
参加費:一家族500円+飲食材料代一人300円
持ち物:長靴、軍手、汚れてもよい服装、お子さまの着替え、お飲み物
「親子で季節遊び」に寄せて 2018.5
この企画の出発点は、極めて単純。
毎年のように、家族で楽しんでおります、季節に添った外遊びをより楽しいものにするには?
という、私的な課題でした。
そこで閃いたのが、これまた単純、いろいろな人、いろいろな家族と一緒にやってみてはどうか、と。
要は、この企画の出発点、うつろう自然とともに皆で楽しんでみませんか、という、まぁ極めて単純なものです。
ところで、うちの家族を少し自慢しますと、いつも楽しそう、4人の子どもたちは皆、のびのびしていて、逞しい、とご好評をいただいております(世辞的なところも多分にあるのでしょうが)。まぁ、今のところ、子どもは4人とも病院のお世話になったことがありませんから(ちょっとした病気やケガはしょっちゅうですが)、確かに逞しいと言えるかもしれません。
親であれば、子どもに、のびのび、たくましく育ってほしい、という希望を抱くのは、わからんでもありません。特に現代のように、物質的に恵まれているけれども、どこか管理が行き過ぎていて、窮屈に感じられる社会においては。
私にも、そんな希望、というか、そもそもはこの社会で子どもを育てていく不安のようなものがむしろあって、ともかく生きる力を養う、ということを念頭に、子育てを模索してきました。そして、未だ模索中における一つの試みが、この企画「親子で季節遊び」です。
のびのび、逞しく育ってほしい、と言いつつ、テレビゲームなどを与えてしまうのはなぜか。一つには、親や周りの大人が、残念ながら、のびのびしていないし、逞しくもないからです。私は、のびのび、逞しく、ばかりが良いとは思っておりませんが、もし、それを望むなら、それなりの行動、くらしをしていく必要があるでしょう。
とはいえ、行動を切り替えるにあたって、なかなか一人では最初難しいかもしれません。そして、楽しめないと、なかなか続かない。
子どもと遊べる時間は人生のうちでも、本当に限られた時間、思いのほか短いものです。そして、子育て、というとやや構えてしまいますが、その遊びの中で、触れ合い、受け継がれていくもの、築かれていくものが大切なのではないか、と直感しています。
「親子で季節遊び」には、遊び、学び(体育、食育、環境教育等)、くらし、絆、といった要素が実は盛りだくさん。
もちろん、それは後付けです。そんなことは忘れて、遊びを楽しみましょう。それらは、結果的についてくるものですから。
1月:焚き火
2月:焚き火
3月:野草摘み
4月:筍掘り、磯遊び
5月:マテ貝掘り
6月:梅摘み、田植え
7月:釣り
8月:お休み
9月:釣り
10月:稲刈り
11月:脱穀&焼き芋
12月:里山探検、しめ縄飾り作り